碧落の風見鶏 20090602
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社大(takao)

Author:社大(takao)
ネットにて少女漫画風のオリジナルNL恋愛小説書いてます。R指定なしから18禁まで…。よろしければリンクより、サイト「碧落の砂時計」へとお越しくださいませ。
呟いていることは書いているお話についてがほとんどですが、雑記ではテレビネタ(オジサン役者、時代劇)、漫画アニメの2次元とかに反応中。お酒大好き。

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碧落の風見鶏
オリジナル恋愛小説もどきを書く人の、お話置き場だったり制作日誌だったりひとりごとだったり。
製作情報&金魚のお話&6/2拍手メッセお返事。
こちらで毎日更新中の作品(完成後、再UPするつもりなので、ブログのみでちまっとお知らせ中。)…うん、またいつもの現象が;
じゅ、需要ないだろうけど、書いてて楽しーーー!!
6月末の完成が間に合うのか不安ですが、きっと書きあがって凹みそうですが、今はせこせこと楽しんで書いてます。
元の「忘れやはする」を知っている方はストーリーはわかってしまっているので面白くないかもしれませんが、改稿版は元ネタにはなかったらぶしーんとかもR指定でない程度に入れたいですし、主人公(男性)を元ネタ以上にらぶらぶもんもんモードにする予定です(もはや趣味の域)。

本日は「月姫異聞」をUPしました。こちらの連載が終わったら、「もしかしたらの神様。」の続編を連載します(宣言)。月姫はあと8話なので、もう少し気長にお待ちください…。
後日、アンケート結果の発表でもお話しますが、続編は中編程度で小さなエピソードを2〜3章ほど書くようなものを考えています。

今は「銀糸」(R18幼馴染もの)の下書き中です。こちらは甘甘えろえろな、テンポのよいラブコメを目指しています。今回もエロ中心にいきたいと考えているので、第2話も意味もなくエロエロシーンが出てきますがお許しください。というかリク主様、こんなんでごめんなさい;
といっても過去の因縁がからんでいるので中々甘くなれなかったりもするのですが。

ブログの方では近日中に、アンケートの途中集計とか(お答えくださった皆様、誠にありがとうございます!)ちょっとした記事をUPします。

夏が近づいてきましたね。夏女はわくわくでっす。うっかり金魚グッズを衝動買いです(今回は和手ぬぐいと扇子)。金魚グッズだいすきすきです。
自分はお話を書いていてちょっぴりだけ実話のエピソードを脚色して混ぜ込んでいるのですが、幻影金魚で好きなシーン?は、あさぎ嬢がせーしろーとメアド交換をしてそのあとうふうふとなっているところだったりします。
あそこで彼女の携帯に金魚のシールが貼ってあるところが、絵的に好きなシーンです。昔から自分は金魚が好きだったので、おともだちへのおてがみとかメモにも金魚シールをぺたぺた貼ったものです(赤いのと黒いのの、目のないシンプルな絵柄がすき)。そういやその頃、そのつながりで金魚草も育てていました。
金魚草の花言葉は「清純な心」「図々しい」「図太い」「騒々しい」「でしゃばり」「予知」等々だそうです、あさぎ嬢に似合ってるようなそうでもないような;

以下は、別館の方へ頂戴した拍手メッセのお礼です!↓

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■ 続きを読む。 ■
月姫異聞―ACT27 追跡―
 香具弥を連れた双子たちは、いざ遊園地へ……それを心配して追いかけて来た、愚かな男たち。
 そのうえ見失ってしまったというのだから、更に愚かなこと、このうえない。

 遊園地のアルバイト服に身を包んだ火衣と恒峨、香具弥を連れて駆け出した龍と燕を慌てて追いかけたが――。
「香具弥ー! 何処だー!?」
「あああー! あんな上に!」
「待ち時間六十五分? 待ってらんねー! 行くぞっ」
「はいっ。バイト服特権、強行突破ですね!」
 意外に仲がよいのかこの二人。火衣と恒峨は有名ジェットコースターの最前列まで駆け上がるが努力も空しく、香具弥たち三人は既に出発してしまった後――。

「俺らも乗るぞ!」
「はいっ」
「おい!? ちょっと! バイト生、何やってんだ!」
「るせえっ!!」
 同じ制服を着た監視員の静止も聞かず、火衣と恒峨は、次の列の乗客を押し退けて乗り込んだ。
「待っていて下さいね! 姫っ!」
「姫?」
 火衣が恒峨の言葉に聞き返す間もなく、

「「うっぎゃあああああっ!!」」

実は絶叫マシンが物凄く苦手だった二人を乗せ、世界一、二を争うという高速のコースターは駆け落ちていった……。


 その追跡の様子を見ながら、阿呆か……と思わず呆れて溜め息をついた、管理室のカメラの前に座る御行。そういや、一人足りないな、と気付いた時、
「アホだね、あいつら」
すぐ横で煙草の匂いと共に、聞きたくもない飄々としたあの低い声が聞こえてきた。
「管理室は、禁煙ですが」
 お、すまない、といつの間に関係者以外立ち入り禁止の場所に侵入したのか、その声の主――竹流は携帯灰皿で煙草を揉み消した。
「で、奴さんら何処に居るって?」
 たくさんのカメラを見ながら、竹流は目を細める。

 此処に入ってきた方法については聞きたくもない。御行はそのことにはあえて触れずに、
「B−5地点ですよ」
とパーク内の座標軸を用いて、苦々しそうに呟いた。
「ふうん」
「……二つ、質問があります」
 この中年には全く興味はないが、香具弥に関わる事なら話は別。御行は長らく疑問に思っていたことを口にした。

「この人、誰なんですか?」
 やっぱりな、と竹流も納得いく質問――御行の指は、長い銀髪をもつ風変わりな容貌の恒峨を指差していた。
「俺もこいつには困ってんだけどなー。香具弥が最後に、こいつを選ぶのか、あんたらの誰かを選ぶのか、俺にも分からんし」
 ――恒峨が何者かは香具弥がいつか少年たちに話すにしろ話さないにしろ、ある意味、この坊主たちよりも厄介な相手である事は事実。
 御行も詳しくは分からないが、竹流の言葉からあの美青年がある意味、「ライバル」であることを確信した。

「じゃあ、もう一つの質問……『そう』思うんだったら、どうして貴方は、『こんなこと』してるんですか?」
 以前、勝負に応じてもらえなかったことへの軽い報復なのか、少し口の端に意地悪な笑みを浮かべ、御行は横目で竹流を見た。
「最後に選ぶ――その天野の最後の選択肢に、『貴方』は入っていない、入る気もないと言い切るんですか? それなのにこんな尾行劇を、どうして?」
 竹流の矛盾をついた御行の質問に、彼は例によって煙草の煙で答えようとしたが、此処が禁煙であることを思い出し、舌打ちと共にライターの蓋を音を立てて閉じた。


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