碧落の砂時計 小説家を問い詰めるバトン。

碧落の砂時計

オリジナル恋愛小説の作品紹介+更新情報+お話置き場。

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 期間限定連載、第3話までUPしましたー。「銀糸」も無事入稿しましたので、UPまでしばらくお待ちくださいませ(※追記:1/21にUPしていただけました!)。今回で終わらせられなかったので、最終回は次回になります!
 各作品やブログ記事への拍手、アンケート回答もありがとうございますー。

 さてさて、追記部分はまたしてもバトン回答です。息抜きに楽しんでます;
 ありがたくも、藤井紫様からいただきましたー!藤井様はサイト他にて「天国の扉」(携帯(小説家になろうバージョン)はこちらから)という作品を連載されております。とっっても骨太の壮大で濃厚なストーリーに、運命に翻弄される少年少女、年の差、身分差要素有りの繊細なラブが張り巡らされていて、どきどきさせられ楽しませていただいているお話です。文章も手堅く、読みやすく私の好みです(あああほんとにもう、皆様いつも簡単な紹介なうえに上手い表現ができずにすみません)。
 このバトンについてはタイトルからして、自分なんざがお答えするのも申し訳ないほどですが、憧れの作者様からのバトンですので、恐縮しつつもありがたく回答させていただきます。
 藤井様、本当に本当にありがとうございました。これからも執筆頑張ってください!

 自分メの回答に目を通してやってくださる皆様、よろしければ続きからどうぞ~↓過去作品内のお気に入りの台詞、場面、この先を軽ーく暗示する台詞なども回答にありますv

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《小説家を問い詰めるバトン》

1:小説を書く際、資料などは使いますか? 何を使いますか? (例:wikipedia、書籍名、etc)


 今は海外なのでウェブがほとんどです。ウィキだけでなく個人様のブログであったり。でも時々情報が間違っていることがあるので、かならず1キーワードの調べ物で複数のサイトを見るようにします。
 例を挙げると、金魚なら剣道のルールについて、カマクラなら院政等の歴史について、花シリーズなら公民館組織について…などなど。食べ物のシーンではレシピを調べて美味しそうーなんてこともしばしば。
 本では辞書、高校時代の便覧や図説、買った書籍、写真集。和風ファンタジーや現代でもファンタジックな作品を書いてしまうのは、古い日本の言葉・文化・歴史が載ったものを愛用しているからかな。書籍名はたくさんあるので割愛で。

2:プロットやフローなどは用意しますか? 用意するとしたら、どのように立てていますか?(例:メモ書き、StorYBook、etc)

 パソコンのメモ帳に大まかなストーリーの流れを書き、それを下書きWord文書の末尾にコピー。連載が始って後の設定の細部が決まってくると、その末尾の方にがつがつと書き加えていきます。
 PC前にいる時以外の時に思いつくと、携帯のメール本文にメモしてそのまま自分のPCにメールを送ります。
 例えば今、下書きの末尾にあるメモ書きをお見せしますと

 金魚→ 呼び捨て 大人みたいで恥ずかしい
 神様→ 妬く権利ないから そっちがいいっつうんなら仕方ない


 こんな感じでエピソードのキーワードのみ、台詞のみ思いついたものを書き足していきます。大雑把すぎです。
 昔、壮大なファンタジーを書こうとしていた時は、人物相関図、年表、官位などを紙に書いていましたが。今の自分にはお話自体が思いつかないです><

3:小説を、どこかに投稿したことはありますか?

 紙ベースではありません。この先も、ないんじゃないかなー。
 投稿、と言うほどではないですが、現在お世話になっている企業様へのエントリーには、審査用の原稿をメール添付で送らせていただきました。ひとつはネット小説をそのまま、もうひとつは書き下ろし短編を数作、です。

4:あなたの小説(文章)が一番影響を受けている作家さんを一人挙げるとしたら、どなただと思いますか?

 1人には絞れません~;でもってぶっちゃけて書いちゃう。その先生のファンの方々、すみません!

 坂口安吾先生(文章というより、世界観?でも地の文で心理描写というのは影響受けてますね。受けすぎですね;)
 藤沢周平先生(心の声の前に引っ張る「――」はぶっちゃけ先生の影響です…ななななーんて恐れ多くてすみません~;)
 水杜明珠先生(ラノベ作家様ですが、「言霊」という言葉と、自分の文章(好みの表現)を愛でるというご姿勢を、文章を書き始めた当初にこの方から教わりました。あとは独特の擬態語の言い回しをすることも(この方のはかなり独特だったので「真似」はしていませんが))

 そのほか、児童書を書かれている某先生ほか…でも他の方は作風への影響であって文章への影響ではないため、書きませんでした。漫画家さん、歌手さん、演出家さん等、作風に影響している方は数えられないほどいます!

5:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな情景描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)

 文章稚拙ですが、好きな、っていうことで…。なお文章を転載するので、小説家になろうさんにUPした作品の中のみから選びます。

「幻影の金魚は緋色の檸檬水に溺れて」
第7話 百錬自得の男の過ち より

 そこで急に静かになり、あさぎは試合が終わったのかと眼を開けた。しかし勝負はまだつかないのか、二人の剣士は再び正眼に構える。懸待一致。飛び懸かる、そして待つ、二つのタイミングを心の中で計っている。ほんの数分間の試合だが呼吸の変化のひとつも見逃さないよう、お互いの動きに全神経を集中させている緊張が周囲にも伝わり、声も出せずに二人の動きを追い続けてしまう。
 じり、じり、と二人は摺り足で牽制し合って動き、竹刀の切っ先が相手を誘うように揺れる。一瞬でも、集中力が途切れた方が負けるだろう。精神力の勝負とも言えた。


 …下手Pですが、リメイクするなら相手役の剣道シーンを絶対に入れようと思っていたので、力が無駄に入ってます;

6:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、一番好きな心理描写の言い回しを一つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)

「幻影の金魚は緋色の檸檬水に溺れて」
第7話 百錬自得の男の過ち より (またかい!)

 見たいという衝動と見なくてはならない義務感に駆られ、あさぎは今度こそしっかりと顔を上げた。赤い金魚のベールの向こうに見えた、防具で顔の見えない少年は――青い竹だ、とやっぱり思った。今でも。
 一瞬全ての音や光景が遠のき、ざわめく風の音が聞こえてきた気がした。
 祖母の家の横にあった竹。あの日、吐き気のする予感と共に、ざわざわと心を揺さぶった竹。
 重なり合い、何処までも勢いよく伸びていく緑の群れ。
 それがざわりと強い風でしなり、あさぎの赤い金魚は一斉に散らされる。そしてその反動で竹は跳ね飛び、一気にぱあん! と弾けた。


 直接的な言葉を使わず、彼へ想いや、剣道シーンを書きました。あさぎはこういう女の子なんだよ、ということも伝えたかったからです。と裏話を。
 そしてひとつと言われたのに、更にもういっちょ↓

「刺身のつまにもなりゃしねえ。」
3本目 遠距離(3) より

 ……蕎麦は腹が一杯にならない。大盛を注文しても腹七分目であり、二人合わせた昼食代が二千三百円とはこの不味い話を聞かされたことを合わせると、更に割に合わない金額だ、と波限は心から思った。

 この一文も直接表現を使わなかったので、心理描写としては気に入っています。

7:あなたの書いた小説に今まで登場した中で、好きな台詞を三つ、見せてください。(ネタバレしそうな部分は伏字などで構いません)

「一夜は自分ひとりで頑張って、自分ひとりの力で今の場所手に入れて、その結果が『今』なんだろ。あんたは一夜のトラウマではあるだろうけど、一夜が受け取る結果とか幸せとかなんだかは、全部あいつだけのものなんだよ」

(「ネムリヒメ。」第48話 ひとりぼっちのこどもたち より/照れ隠しで遠回しな言い方をしてるけれど、彼女への気持ちと、どうして彼女のことが好きなのかを一言で表したかった言葉なので)

「俺、どれくらい、寝てました?」

(「もしかしたらの神様。」第22話 Wish Upon a Star より/祇園の横ですっと眠れて目覚めた時の早海の言葉。信頼してない相手には聞けない台詞じゃないかなあと思うので)

「『聞かなきゃよかった』って顔してるぞ」

(「刺身のつまにもなりゃしねえ。」3本目 遠距離(3) より/先ほどの波限の心理描写の直前の涼白の台詞。「その×××をハツカダイコンにしてくれるわ!!」と悩みましたが(笑)涼白と波限とのラブの介在しない、でも互いに遠慮のあるかけあいが好きなんでしょうね。てか大根自体、全部の台詞が結構好きかも。)

 実は1番気に入ってる台詞は、10年前にオフライン文芸サークルで書いた、同タイトルで全く異なる内容の(教授と光は登場します。教授のキャラ違いますが)「もしかしたらの神様。」の台詞なんですが、当時の冊子を日本の倉庫に置いてきたので手元にありません…。

8:あなたがこれから小説に書こうとしている台詞で、「今後の見所!」になりそうな意味深台詞を三つ、ここでコソッと教えてはいただけませんか?

 では全連載からひとつずつ。でもクライマックスのネタバレになってもいけないので、一番の見所ではなくてすみません。あとプロットが定まっていないので、長い台詞も書けません;でも上2つは大き目のエピソードから。

「君は今、幸せ?」(「かみさまのて。」)

「今の男、誰」(「幻影の金魚は緋色の檸檬水に溺れて」)

「動いちまうなら、こうする。嫌なら、言って」(「はつかだいこんで刺身のつま!」)

9:小説を書く時に、音楽は聞きますか? 聞くとしたら、どんな音楽を聞きますか?

 昔は聞いていましたが、今は都合で聞けなくなりました。でも今でも聞ける環境の時は聞きます!
 あと車の運転をほぼ毎日しているので、その時にBGMにしたい曲をかけまくって、執筆のモチベーションを上げ、脳内BGMにします。
 自分にとっては曲もですが歌詞も重要なので、邦楽が主です。古いのから流行のまで、心にきゅんとくればなんでも!
 でも歌詞のストーリーを参考に作品を作る、ということはしません。その歌詞に横たわる「感傷」に影響を受けていると思います。だから歌詞と小説の内容は全然関係のないことがほとんどです。
 歌詞関係なく、洋楽、アニメやドラマのサントラのこともあります。基本気分を盛り上げたいので、アップテンポのものであることが多いです。だ、だから10代ものが多かったり、ファンタジックな内容になってしまうのかな??

10:日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?

 自分はしょっちゅうですよ~。特に旅行中!前もブログでのたまいましたが、あの2人ならこれを見た時にこう思いそうとか、このビジネスホテルや旅館に泊まるなら…いやんvとか(おい)、電車の中なら居眠り&肩にもたれたりとか痛い妄想しまくりです。
 旅行中は時間に余裕があるからか、楽しいからこそ脳から何か分泌されているのか、常にエピソードを考えてしまいます。
 あとは飲み屋さんに行った時も、よく妄想します(笑)居酒屋でも、ろまんちっくなバーでも。
 あ、自然の中も!木が風に揺れるのをぼんやりと見ている時とか、海や川に行って景色を楽しんだり遊ぶ時とか。だから自然物の描写が多いんでしょうね。
 学校も行く機会があれば、もちろんのこと。でもファーストフード店とか、スーパーでお買い物している時とかも、あのCPならこうしそうって考えます。
 基本的に楽しい気持ちだったり自分の心が解放されている時に、キャラ妄想をしますね。あ、でも居心地悪い時も現実逃避に考えるから…結局、いつもじゃん!ということで(笑)実際に自分や周りにあったことを元に書いているので、常に考えてしまうのかな。
 なお、キャラ単体ではなくカップリングで、エピソードとして考えます。
 でもだからかな。日常のどうでもいいお話はいくらでも思いつきますが、非日常的な、壮大なドラマが思いつかなくて困ってます!

11:これから小説を書き始めようとしている方に、何かアドバイスがあればどうぞ。

 他の方たちと回答が被ってすみません!おこがましいですが、私もひとつあげるなら、私自身が唯一できていることなので、「完結まで頑張ってください!」と…><

 超余談ですが自作品の完結までのフローです。何かの方法論を参考にしたのではなく、自分が楽だからということでこうしています(だから人によって完結に至るまでの道のりは違うかと)↓

①最初にお話の大きなテーマを考える(例:思春期の性の目覚めとか)。ようは今一番書きたいことを妄想するという、楽しい時間ですv恋愛書きなので、主人公像、カップリングなどもこの時考えます。

②ストーリーの全体像を考え、起承転結のエピソードを、最低1個ずつ決めてメモする(例:出会い→嫉妬→告白→くっつく 程度のものです;)

③結に向かってとにかく書く。いかに結を納得できるものにするか、そこに至るまでの大まかなエピソードを決める。書いている間に結が変わることもありますが、大体の場合、そこが着地点なのでテーマが決まった時点で結が固まります。(この作業が楽しくて、毎日書いてるのですが)

④書きながら全体の量を調整していく。今の自分の力でまとめられる規模の話にし、中間のエピソードを足したり削ったりする。

⑤もちろん書いている時にキャラが元気に動き出せば、それに合わせてエピソードを増やしたり展開を変えていったりする(ただし④の範囲内で)。

⑥今の精一杯の力で読み直し、推敲→完成!


 私ごときが語ってしまってすみませんが、もう10年はこの方法で書いてます…(漫画の時もそうでした)。だから23万字が最高で、それ以上の連載はまだ書いたことがありません。
 ④はちょっと逃げの姿勢でいけませんが、ここをどんどん広げていければといいなあと思っています!

12:ありがとうございました。もし良かったら五人くらいにパスしてはいただけませんでしょうか

 たくさん出回っているようなのでアンカーで!でもまだの方がいらしたら、作者仲間様にはぜひ答えていただきたいです。
 長い回答になりましたが、ここまでお読みくださった方、回してくださった藤井様、本当にありがとうございました!
 
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